品質保証のための管理体制
材料選定や設計の段階からゴム成形・ゴム加工をサポートする「クズハラゴム」では、ISO9001を取得して品質管理を徹底し、さらに高めていくための継続的な取り組みを行っております不良品0を掲げスタッフ一丸となり品質方針にもとづき取り組んでおります。万が一製品に不明な点や不良があった場合には、スタッフが迅速に駆けつけますので、お気軽にご連絡ください。
クズハラゴムの品質方針
法令や規制などの社会的規範を守ることは当然のこととして、お客様の期待やニーズを満足させることが出来るように、常に品質マネジメントシステムを継続的に改善し次のことを実現します。
1.お客様満足度の向上
納期遵守率を向上させることと、流出不具合の減少を目指します。
2.業務効率の向上
効率的かつ高品質な生産計画を実行し、従業員の生活の向上を目指します。
3.組織力の向上
品質方針の実践により従業員のつながりを強め、組織力の向上を目指します。
4.技術の向上
品質マネジメントシステムを活用し、培った技術を応用し技術力を高めることを目指します。
不良品0を実現するための品質保証体制
高い品質を確保するため、下図のような品質保証体制を敷いています。金型は公差内になるよう精密に設計しており、必要に応じて製品の全数検査を実施し、不具合品が出荷されないように努めます。
5Sの徹底・定期メンテナンス
クズハラゴムでは、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の徹底があるからこそ高品質が実現できていると考えています。日々の作業中にも5Sへの意識を怠らず、各持ち場ではしっかりと責任者を任命しています。特に機器メンテナンスは重要視しており、日々の清掃はもちろんのこと、定期チェックも欠かしません。定期チェックの内容は「金型温度」「成形機の圧力」「成形時間」で、毎日2回(始業、終業)チェックしています。
安全管理と勉強会
事故防止のために、工場内の安全対策、設備機械の安全対策などに取り組んでいます。機械、資材置き場、通路、空調整備などの点検を定期的に行うほか、安全などについての勉強会・情報共有会も定期的に実施しています。
ゴム成形工程をご紹介
ゴムの一般的な成形工程をご紹介します。
- STEP1ゴムの原料と薬品の準備・練り合わせ
ゴム原料に多種の薬品を配合し、ロール機と呼ばれる機械で練り合わせ作業を行います。顔料を添加する場合は、この段階で必要量を添加して色味を調整します。ゴムの強度や硬さ、特性はこの段階で決まります。
- STEP2ゴムの裁断
ロール機で練られた材料を、それぞれの製品に合わせた厚みに整えます。シート状になった材料を、成形に必要な大きさ・構造に合わせて裁断します。
- STEP3成形作業
金型をプレス機にセットし、そこに裁断したゴム材料を仕込みます。金型に熱と圧力を加えることで粘土状のゴム材料が目的の形状に固まります。
- STEP4仕上げ
金型からはみ出た、製品には不必要な部分(バリ)を落とし、仕上げを行います。
- STEP5外観検査・出荷
仕上げた製品の外観検査を行い、問題がなければお客様のもとへ商品が出荷されます。